「ホームページはあるのに、なかなか問い合わせが来ない…」
「SNSや広告でアクセスは増えているのに、売上が伸びない…」
そんな悩みを抱えている場合、“導線設計”に問題がある可能性が高いです。
ホームページは「ただ作る」「ただ見せる」だけでは、成果にはつながりません。
重要なのは、“見た人がどう行動するか”をあらかじめ設計するマーケティング導線の考え方です。
この記事では、ホームページが“売れない”状態から“選ばれ、行動されるサイト”に変わるための導線改善ポイントを5つに整理して解説します。
そもそも「導線設計」とは?
導線とは、「訪問者がサイト内でたどる行動の流れ」のことです。
例えば:
トップページ → サービス内容 → 実績・お客様の声 → 問い合わせ → 申込み
この流れの中で**“迷う”“不安になる”“行動のきっかけがない”というポイントがあると、そこで離脱されてしまいます。
つまり、「良い内容なのに成果が出ない」というサイトは、“導線の途中にムダや不安がある”ケースが非常に多い**のです。
改善ポイント①|「誰に届けるか」が曖昧になっていないか?
最も基本であり、最も見落とされがちなのが**「ターゲットの明確化」です。
どんなに美しいサイトでも、“この人向けじゃないかも…”と思われた時点で離脱されます。**
よくある失敗:
- キャッチコピーに誰向けかが書かれていない
- 写真や雰囲気がターゲット層に合っていない
- 伝えている内容が抽象的すぎる
改善策:
- 「誰に」「何を」「どんな価値で」提供しているかを明確に記載
- トップページに「神戸市灘区の40代女性向け/慢性疲労を改善する整体」などのターゲット情報を盛り込む
- 写真やデザインを、想定する顧客像に合わせて見直す
「自分のことだ」と思ってもらえれば、読み進めてもらえる確率は大きく上がります。
改善ポイント②|“信頼につながる情報”が足りていない
初めて訪問する人にとって、あなたのサービスを「信用できるかどうか」が最も重要な判断基準です。
サービスの内容だけでなく、「誰がやっているか」「本当に実績があるのか」を見せることが導線のカギになります。
よくある不足点:
- スタッフの顔写真・プロフィールがない
- お客様の声・実績がない
- 口コミや第三者の評価が見られない
改善策:
- スタッフ紹介ページを丁寧に作る(写真・経歴・想い)
- 実際のお客様の声を顔写真付きで掲載(許可を得て)
- Googleマップの口コミをホームページ内に埋め込む
- 導入実績・対応件数・受賞歴など、客観的な数字も明記する
「信頼できるかどうか」が伝われば、次の行動に進んでもらいやすくなります。
改善ポイント③|“サービスの内容と流れ”が分かりづらい
自分では当たり前のサービス内容でも、初めて見る人にとっては「どんなことをしてもらえるのか」が分からないことが多いです。
わかりにくい=不安=行動しない、という流れにつながります。
見直しポイント:
- サービス内容に専門用語が多すぎないか?
- 価格・所要時間・流れなどが明記されているか?
- 「こんな方におすすめ」など、対象者が明確か?
- 施術・相談・利用の“ビフォーアフター”が伝わるか?
実践例:
×「〇〇療法を用いた施術を行います」
○「慢性的な腰痛を持つ40代女性に対して、約30分の無理のない施術を行います。ご予約〜施術の流れは以下のとおりです。」
内容が分かれば、「一度試してみようかな」と思ってもらえる導線が生まれます。
改善ポイント④|“問い合わせまでの道筋”が整っていない
いざ「問い合わせしたい」と思っても、導線が整っていなければ離脱されてしまいます。
これは非常にもったいない状態です。
よくある問題点:
- 問い合わせボタンが見つけづらい(スクロールしないと出てこない)
- LINE予約や電話番号がスマホで押せない
- 予約フォームが長すぎる or 分かりづらい
- 問い合わせ後の流れが不明(返信があるのか・いつ来るのか)
改善策:
- 全ページに目立つ場所で「無料相談はこちら」などの行動ボタンを設置
- フッターや画面右下に固定ボタンを追加(スマホ対応)
- フォームはシンプルに。入力項目は最小限
- 「予約完了後の流れ」を図や文章で明記して不安を取り除く
「行動しやすいかどうか」で、成果が大きく変わります。
改善ポイント⑤|“初回のきっかけ”が設計されていない
多くの人は、初回のハードルが高く、いきなり購入や契約には進みません。
そのため、「ちょっと気になるけど迷っている人」に対して、“気軽に試せるきっかけ”を用意することが非常に重要です。
具体的な施策:
- 無料相談/体験キャンペーンを設ける
- 「LINE登録で特典」などのプレゼント導線を設ける
- 限定特典や先着割引など“行動を後押しするきっかけ”を設置
- 「ご質問だけでも歓迎します」のような心理的ハードルを下げる文言
導線に“きっかけ”があることで、「悩んでいる人」が行動に移しやすくなります。
まとめ|売れない理由は“内容”ではなく“導線”かもしれない
ホームページが売上につながらない理由の多くは、サービスの質やデザインの問題ではなく、訪問者の行動を後押しする「導線設計」が不十分なことにあります。
見やすさや美しさだけでなく、「誰が、どこで、何を見て、どう動くのか」を丁寧に設計すれば、“選ばれるホームページ”へと生まれ変わります。
売れないホームページから脱却するための改善ポイント5選(まとめ)
- 「誰に届けたいか」が明確か?(ターゲット設計)
- 信頼できる情報が十分にあるか?(お客様の声・実績・プロフィール)
- サービス内容が伝わっているか?(流れ・価格・対象の明記)
- 行動への導線が整っているか?(問い合わせ・予約ボタンの配置)
- “ちょっと試すきっかけ”が設計されているか?(無料相談・特典・文言)
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